CATEGORY:民俗・アート・自然の美

2009年10月11日

大地の芸術祭 vol.12

丸い鏡を何千枚も貼り付けた家
9月11日は、さらに精力的に作品をめぐりました。

朝食後にミーティングして、昨晩決めたコースをもう一度練り直したので、
今日は道に迷わないぞ!と気合を入れて出発です。

信濃川沿いに中里エリア~十日町エリアへ向け北上。
写真は、中里エリアの作品です。
<31>「再構築」行武治美  丸い鏡を何千枚も貼り付けた家です。

作品もきれいな上に、周りにはススキの穂が満開、空も青くて、
初秋の素晴らしい風景も楽しめました。

信濃川を北上していく途中、川辺近くに、
縄文時代の自然堤防や土器が発掘された場所もありました。

ストーム・ルーム
ここからは十日町エリア。
写真左は作品番号<28>「ストーム・ルーム」

嵐の日の家の中を再現。窓に降りつける雨、稲妻が光り雷に振動する床、
すきま風、雨漏りの水が落ちるバケツなど、とてもリアルでした。

右は建物の出口にあった津南牛乳の箱。

旧赤倉小学校の待ち針の作品
<17>「enishi」松澤有子   ☆星峠のお母さんのオススメの作品!
旧赤倉小学校の、体育館一面が待ち針で覆われていました。(写真よりずっと素敵でした。)

作家さんが何ヶ月もかけて、地元の方たちと一緒に制作し、
おばあちゃんたちがコツコツと丁寧に、協力してくださったそうです。
作家さんにもお会いできました。

学校の廊下には、かつての生徒たちの写真が貼ってありました。
先生・両親・上級生の中に、1人だけの一年生の入学式の写真もありました。
赤倉小学校は、明治16年に大池小学校の分校としてはじまってから120年、
平成14年に最後の卒業生を送り出し、閉校となったそうです。


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タグ :アート


Posted by タノシゴト  at 00:28 │Comments(0)民俗・アート・自然の美

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