CATEGORY:民俗・アート・自然の美
2009年11月04日
ゴヤ展

秋晴れのとっても良い天気の中、岐阜県美術館に、ゴヤの版画展を観に行ってきました!
姫路市立美術館所蔵のゴヤの四大連作版画展です。
ゴヤはスペインの宮廷画家で、ちょうどナポレオンの侵略時期に重なる時代を生きています。
宮廷画家のゴヤは油絵が有名(『着衣のマハ』など)ですが、この展示では、注文制作ではできないゴヤ自身の表現したかったものが描かれている版画作品を展示していました。
貴族を風刺したもの、人間を風刺したもの、戦争の惨状を描いたものなどがあり、一見幻想的なものも、解説などを見るとそういった風刺的な表現にベールをかけたもののようです。
同時に、つけられたタイトルにも注目です。かなり面白いです。
不思議な絵も多くて、じっくり見ていたら結構な時間がかかりました。
どちらかと言えば薄暗い雰囲気で、不気味なものが多かったですが、一つ一つがとても面白かったので、機会があったらぜひ!オススメです。
岐阜県美術館での展示は終わってしまいましたが、姫路市立美術館所蔵なので、そちらで見ることができるのではないかと思います。

美術館では写真が撮れないので・・・唯一撮影可のコーナーでこれ↑を。
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